【本当はどうなの歯の話 vol.12】インプラントってダメなんでしょ?
2024年7月22日
最近患者さんからよく言われるコメントです 最近の新聞やテレビなど報道であれだけのバッシングとも言える報道を目にすると そういう意見になるのも仕方ないかなあ と思うところもあるんですが インプラントのいい話を少し書いてみようかと思います
インプラントは骨に穴を開けて チタン製の棒を入れておいたらそれが普通に考えるよりも遥かに強く骨とくっついてしまった ということをブローネマルクという教授の先生が見つけまして であるならば意図的に必要な場所にチタンの棒を入れておけば 歯がなくなったところに固定性の入れ歯を作れるじゃないか という発想で出来上がった物が歯科用インプラントというものです
ですので 基本的には体に害のないものです ただ身体からしてみれば異物であることに変わりないですから 何か問題を起こしてしまうと 自分の歯のようには身体も守ってくれません だから問題が起きないようにちゃんとしていれば 体に害もなくきっちり機能してくれます
インプラントをして利点はたくさんあります
違和感が少ない事
歯を削らずに治療できる事
力を入れて噛める事
無くなった歯の分の負担を補填する事で残っている歯を長持ちさせる事
顎の骨の減少を食い止める事 等々
沢山ありますが あんまり書くと逆に信憑性が落ちるのでこの辺にしておきますが 先ほどの前置き ちゃんと問題が起きないようにしていればかなり良い治療と呼べると思います
あなたはどんな治療を選びますか?