1. 80歳で20本の歯を残そう!(8020運動)
2021年7月21日
世界の中でも有数の高齢社会に突入しようとしている現在、歳をとっても健康で、誰にも迷惑をかけずに長生きしたいものです。その為にはしっかりと噛んで、噛むことにより唾液の出を良くして、唾液の中に含まれる成長ホルモンのパロチンの抽出を促し、噛む事により脳に刺激を与えて老化防止を計ります。
一口30回は噛みましょう。噛むことで消化を良くし内臓にも負担をかけず、噛むことで満腹中枢を刺激し少食で健康なダイエットにもなります。
噛むことは、入れ歯では上手く出来ません。その為には80歳で20本の歯を残せるように頑張りましょう。この運動は、愛知県歯科医師会の発案から始まったものです。始めたころ約20年前の80歳の人の残存する歯の数は4本(厚生省調べ統計)でした。その悲惨な現状をどうにかしたいと言うことで 20本の歯が残せたらいいだろうな,何でも食べられるだろうなと始めたものです。今では、厚生労働省の運動となり、愛知県の表彰者数は,年々増加し1500人(2006年度)を超える状況です。80歳でしっかり噛める人は健康で、丈夫な人が多いです。
歯を残すためには、まず、磨くことです。歯はしっかりと磨き、歯茎はゆっくり丁寧にマッサージをしましょう。